三島町>双体道祖神 |
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大谷集落を過ぎて八木ノ瀬橋を渡り、しばらく走ると右手の山斜面に見える。道路改良のため現在の場所に移された。 草の中にひっそりとあり、注意していないと見過ごしてしまう。初めて訪ねたときは見つからず、村の人の案内を乞うた。高さ60センチ、幅35センチの角型の石に、穏和な表情の男女一対、双体の道祖神が彫られている。石にひびが入っており、少し剥落しているが、彫りは鮮明である。ひとりが徳利、もうひとりが杯を持ち、手をつないでいる「祝儀型」の双体道祖神である。 西会津、三島、金山、昭和、田島にも見られるが、このあたりが双体道祖神の北限といわれる。この道祖神がいつまでもこの場所で人々を見守ってくれることを祈った。 |
| 【この道祖神には悲しい言い伝えがある。昔、この村に互いに愛し合った若者と娘があった。だが、娘は親の決めた縁談のため、遠い村へ嫁ぐことになった。嫁入りの前夜、ふたりは人目を忍んで八木ノ瀬橋の河原で会った。「魂だけになっても、私はきっと帰って参ります」と娘は言った。幾歳月かを経て若者が耳にしたのは、娘が命を絶ったという知らせだった。若者は悲しみのあまり抜け殻のようになってしまった。ある日、娘と別れた八木ノ瀬橋の河原からひと抱えもある石を運んでくると、七日七晩食を断ち、石にノミを振り続けた。ふたりの姿を双体の神に託して彫り上げたのが、この道祖神だと云われている。】 | |
■所在地:三島町大谷 ■問合せ:三島町役場企画課(TEL0241-48-5533) |
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